“契約”についてきちんと学ぶ
これを受けて、県消費生活センターでは、県内の全公立高校などに講師を派遣し、トラブルに巻き込まれないための知識を伝えています。その一環で、長崎市の長崎明誠高校で行われた「賢い消費者になるための授業」を取材しました。

スマホによる金銭トラブルを防ごうと長崎明誠高校で行われた授業、講師を務めたのは、県消費生活センターの職員です。

おととしの民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられ、高校生でも在学中にさまざまな契約が可能になった一方で、トラブルに巻き込まれるリスクも高まっていることから、契約を「自分事」として考えてもらうことが狙いです。

県消費生活センター 大坪辰也課長 補佐:
「いつか自分も巻き込まれるかもしれない。だから契約の意味をしっかり勉強しておこう対処法を知ろう、そして相談先を知っておこうということを考えていただければと思います」

長崎明誠高校1年生:
「これから大人になっていくので、詐欺とかに引っかからないようにちゃんと詳細とか見て、気をつけていきたいと思います。」

長崎明誠高校1年生:
「自分が払えない時に、やっぱ親とかに迷惑がかかるので、お金のことなので親とかに相談しながら、相談センターとかもあるのでそういうのも活用して気を付けていきたいと思います。」