630人が犠牲となった諫早大水害から65年となった25日、諫早市で犠牲者を追悼する万灯川まつりが行われました。

1957年7月25日諫早地方は集中豪雨に見舞われました。
1日で588ミリの雨を観測した諫早大水害では、諫早市中心部を流れる本明川が氾濫し、死者・行方不明者は630人に上りました。


「諫早万灯川まつり」は毎年7月25日に、水害の犠牲者を追悼するため行われていて、25日は新型コロナ対策で規模を縮小するも、3年ぶりに万灯およそ1200本が並べられました。


諫早市自治会連合会 古賀文朗会長:
「水害っていうのは毎年のことだし、過去のことじゃなくて、きょうのことだし明日のことなんですよ。災害っていうのは何がいつ起こるかわかりませんから、常に備えるという事を忘れんで欲しい」


諫早大水害から65年となった今年。
河川敷を照らす慰霊の灯が水害の教訓を今に伝えています。