銃撃され亡くなった安倍元総理の国葬が 9月27日に行われることが22日、正式決定しました。
これに反対する長崎の市民団体が、声明を発表しました。

声明を出したのは被爆者団体や市民団体など合わせて19の団体です。
団体側は、安倍元総理について、政権下で起きた『森友学園』や『桜を見る会』の問題などが『政治に対する大きな不信感を招いた』と指摘。
その上で、国葬に関しては「少なからぬ国民が 強い違和感を持つ」として、22日午後、岸田総理などに抗議声明を送ったということです。

長崎県平和運動センター 平野 忠司 事務局長:
「(桜、森友、加計学園)忘れちゃダメですよね?解決しましたか?(安倍元総理に関しては)賛否両論ありますが、これに関しては全国民がおかしいと思っているんですよ」

安倍元総理の国葬は、9月27日に東京の日本武道館で行い、費用は全額国費で賄うことが22日の閣議で決定しています。