宮崎県の新年度予算案が、9日、発表されました。
一般会計の総額は6598億円で、新型コロナ対策費の減少により、今年度を下回りました。
(宮崎県 河野俊嗣知事)「3つの日本一挑戦予算案」
9日、発表された県の新年度当初予算案。
一般会計の総額はおよそ6598億円で、当初予算の規模としては、2011年の河野県政発足以来、過去2番目となっています。
肉付け後の今年度予算と比べると、およそ240億円、率にして3.5%下回っていて、下回った主な理由は、新型コロナの5類移行に伴い、その対策費がおよそ300億円減少したためとなっています。
また、当初予算案は「3つの日本一挑戦予算」と名付けられ、プロジェクトを本格展開するため、30億円の基金を新たに創設し、日本一に向けた35の事業を展開します。
このほか、当初予算案では、新型コロナの補助金減額で県立の3つの病院が資金不足となるため、県立病院事業への50億円の貸し付け金が盛り込まれています。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「宮崎再生を進めながら、さらに、上昇気流に乗るような年にしていきたいという思いでの予算編成」
県の新年度当初予算案は、今月16日に開会する2月県議会に提出されます。