宮崎県内の自治体では2例目の開設です。
宮崎市は、不登校の生徒を対象にした「学びの多様化学校」を、2025年度中に開設する方針を明らかにしました。
宮崎市では、病気やけが、それに経済的な理由以外で年間30日以上欠席している「不登校」の児童・生徒が、昨年度1000人を超え、過去最多となりました。
これを受け、清山市長は2日の会見で、不登校状態にある生徒の実態に配慮して特別な教育課程を編成できる「学びの多様化学校」を、2025年度中に開設する方針であることを発表しました。
学校は、市教育情報研修センター内に開設される予定で、宮崎市内の中学校に在籍し不登校状態にある生徒が対象。
授業時間数は、標準の1015時間に対し、750から770時間程度となっています。
県内の「学びの多様化学校」は、来年度開設される延岡市に次いで2例目となります。