高校バスケットボールの最高峰、ウインターカップ出場をかけた宮崎県予選の決勝が、5日、都城市の早水公園体育文化センターで行われ、白熱した戦いが繰り広げられました。

(大田愛理リポーター)
「高校バスケの頂点を決めるウインターカップ。その出場権をかけた決戦が始まります!」

女子決勝 延岡学園 対 小林

まずは女子。決勝は11年連続で延岡学園対小林のライバル対決となりました。

序盤、ペースを掴んだのは延岡学園。
巧みなパスで相手を翻弄し、試合開始から5連続ポイント、10対0とリードを広げます。

対する小林も、平野のスリーポイントが連続で決まるなど徐々に点差を縮めます。

迎えた第2クォーター、小林・栁田の気迫溢れるプレーで31対30と逆転します!

その後も小林はポイントを重ね、8点リードの42対34で前半を折り返します。

第3クォーター、延岡学園は積極的にスリーポイントを狙います。
じわじわと追い上げ、3点差にまで詰め寄ると、残り3秒でパスをもらったのは坂本。
終了のブザーとともにスリーポイントが決まり、ここで延岡学園が59対59の同点に追いつきます!

勝負の最終クォーターは一進一退の攻防が続きます。

終盤、流れを引き寄せたのは小林。
長井がパスカットから追加点を奪うと、その後もポイントを重ねます。

小林が82対75で接戦を制し、15年連続40回目のウインターカップ出場を決めました。

(小林 下之薗 空心主将・3年)
「ウインターカップの舞台を勝ち取れて本当にうれしい。もっと自分たちがどういうチームでありたいのかというのをこれから追求していき、全国の舞台で披露できるように頑張りたい」

(延岡学園 佐藤ちゆら主将・3年)
「勝てなかったのが一番悔しいが、それ以上にずっと自分たちが勝てなかった小林に対してあそこまで戦ってくれたのはすごく感謝しているし、絶対リベンジを果たしてほしい」