海外で出会った50年以上前に作られた古い甲手

新しい甲手「サード」のルーツ。
それは、多田さんが海外で出会った、50年以上前に作られたという、古い甲手でした。

(多田竜三さん)
「この甲手になるんですが、一見何の飾り気もない甲手なんですが、めちゃくちゃ軽くて、めちゃくちゃ使いやすくて、当時私もびっくりしました。とても古い甲手だし、こんな使いやすい甲手があるんだと思った」

「サード」の人気はいまや国内にとどまらず、海外にも広がっています。

(イタリア人剣士アレサンドロ・プラダさん)
「この『サード』は、素手で竹刀を持っているような感覚で、体の延長のように感じられるのですね。剣道の稽古も楽しくなったし、強くなったと思います。Third è il kote miglior.(サードは最高の甲手よ)」