2022年5月の成約数はコロナ禍前より多く
ホテルによりますと、結婚式や披露宴の成約数は、コロナ禍に入って年間で半分以下まで落ち込みましたが、先月の成約数はコロナ禍前の2019年の5月より多くなりました。

(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 知花賢治支配人)
「一人一人のお客様にとっての結婚式の在り方というのが違うと思います。そのニーズをうまく話を聞きながら一緒に作り上げていく、お二人ならではの結婚式というのができるようにわれわれも一生懸命努めております」
人気のフォトウエディング
一方、コロナ禍で需要が高まったサービスもあります。
(ベニール錦屋 島根愛さん)
「例えばこのようなスレンダーラインのドレスがございます」
いま、人気なのがフォトウエディング。
結婚式を挙げずに写真撮影だけを行うカップルや、結婚式を延期したものの写真撮影は先に済ませておくカップルが多くなっています。

宮崎市で貸衣装やレンタルドレスを扱うベニール錦屋では、コロナ禍前と比べてフォトウエディングの件数が大幅に増加し今年4月には撮影用ドレスの専門店をオープンさせました。
店では希望するロケーションやイメージに合わせられるように多彩なドレスを用意しています。
(ベニール錦屋 島根愛さん)
「こちらはマーメイドラインになります。ボリュームのあるラインも素敵なんですけど、写真だとカジュアルなラインで色々な動きを撮影したり」
打ち合わせはリモートで 気軽に相談しやすいと好評
また、打ち合わせは、感染対策や遠方に暮らす人にも対応できるようにとリモートで実施。
対面より気軽に相談しやすいというメリットもあり好評なんだそうです。

(ベニール錦屋 島根愛さん)
「私たちもお客様がどういったところで撮影したいのかとか、どういったドレスを着たいのかとか、日々お話をしながら聞いていく感じなんですけど、希望に合った場所で希望に合った雰囲気で出来ればなと提案ができればなと思っています」
コロナ禍を乗り越えたブライダル業界。
新たなニーズも生まれる中、アフターコロナを見据えた動きが加速しています。
※MRTテレビ「Check!」6月14日(火)放送分から