去年1年間、宮崎県内で交通事故で死亡した人は34人で、このうち、およそ6割が65歳以上の高齢者でした。
先月から高齢者の死亡事故が特に相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、去年、全国で交通事故で死亡した人は2547人で、前の年より116人減少。

県内の死者数は前の年より5人少ない34人で、このうち、19人が65歳以上の高齢者でした。

県内の高齢者の死者は、乗用車やバイクに乗っていた人が11人、自転車に乗っていた人が4人、歩行者が4人となっています。

(宮崎県警察本部交通部 谷口賢一統括官)
「運転者が前をよく見ていなかったというのも考えられるし、歩行者については左右の確認が足りなかったのかなとは思う」

県内では、先月9日から今月4日までのおよそ1か月のうちに、高齢者の死亡事故が7件発生しています。

このうち、今月、都農町と門川町で発生した2件の事故は、いずれも夜間に横断歩道ではない道路を歩いてわたっていた高齢者が車にはねられた事故となっています。

警察は、道路を横断する際には、横断歩道の利用や左右の確認をしっかりするよう呼びかけるほか、ドライバーの意識も大切だと訴えます。

(宮崎県警察本部交通部 谷口賢一統括官)
「特に夜間はライトをこまめに切り替えしていただいて、上向きライト・ハイビームを活用して、前方の危険なものがないかを早急に発見して回避していただくというのが一番重要」

現在、県内全域におととし12月以来となる高齢者死亡事故多発警報が発令されています。
夜間は明るい服や反射材を身に着けることも事故を防ぐ対策になります。