宮崎県内は、台風6号の影響で、9日夜から10日未明にかけ、線状降水帯の発生が相次ぎ、日之影町などでは「緊急安全確保」が発令されています。

県内は、台風周辺の暖かく湿った空気の影響により大気が非常に不安定となっていて、気象庁は、9日午後9時と10日午前1時40分に、「線状降水帯発生情報」を相次いで発表しました。


また、日之影町の全域、宮崎市の加江田と鏡洲、延岡市北方町に、5段階の大雨警戒レベルのうち、危険度が最も高いレベル5の「緊急安全確保」が発令されています。


また、レベル4に相当する「土砂災害警戒情報」が、宮崎市や都城市など、23の市町村に出されています。


県内は、依然、全域が台風6号の強風域となり、10日昼前にかけて非常に激しい雨が降りやすい状況が続いています。


気象台では、土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重に警戒、また、低い土地の浸水に警戒を呼びけています。