北海道インターハイ、テニス競技の男子団体戦で佐土原が躍進しています。現地からスポーツ担当・大田愛理リポーターの報告です。
(大田愛理リポーター)
「札幌から南に50キロ、北海道一の港町、苫小牧市からきょうお伝えするのはテニス競技。佐土原の快進撃に注目です」
苫小牧市で行われているテニス競技。
団体戦は、ダブルス1試合とシングルス2試合で争われ、このうち2勝した方が勝ちとなります。
男子は、3月の全国選抜大会3位の佐土原が出場。
3回戦で香川県の高松北に勝利すると、準々決勝で6月の九州総体決勝で敗れたライバル・大分舞鶴と対戦します。
リベンジに燃える佐土原。ダブルスに出場したのは、2年生の湯谷・浅田ペア。
1ゲーム目を落としますが、3ゲーム目には相手のミスを誘いブレイクに成功。
4ゲーム目には湯谷の鋭いショット、さらに、浅田も絶妙なボレーでポイントを重ねます。
その後も主導権を握った湯谷・浅田ペア。
湯谷が2連続でサーブポイントを決めると、最後は浅田のボレーがきれいに決まり、ゲームカウント8対4で1勝目を手にします。
一方、隣のコート第1シングルスには、団体戦チーム唯一の3年生でエースの大岐優斗が出場。
強烈なショットで相手のペースを崩します。
さらに、コースを突く正確なコントロールでポイントを重ねていきます。
最後は、相手の逆を突く豪快なスマッシュをみせた大岐。
佐土原がリベンジを果たし、県勢初となるベスト4進出を決めました!
(佐土原 大岐優斗選手・3年)
「自分のテニスをして勝つことができたのでよかった。得意なフォアーの展開を増やしながらしっかり勝ちきることができるように頑張りたい」
(佐土原 浅田紘輔選手・2年)
「勝たないといけない試合という緊張感はあったが、チーム一丸となって士気が高まっていい雰囲気で試合に臨めたのが勝因。」
(佐土原 湯谷綸久選手・2年)
「ここからがスタートなので、日本一に向けて、ひとつひとつ、自分たちのプレーをしっかりして、最終的に優勝できればいい」
そのほかの結果です。
ボクシング競技では、いずれも日章学園でフライ級の圖師安蓮(あれん)と、ライトウェルター級の吉住将丈が準決勝進出。
また、陸上競技、男子棒高跳で宮崎第一の結城咲翔が決勝進出を決めました。