熱戦の続く北海道インターハイ、1日はボクシング競技でベスト8進出をかけた試合が行われました。
現地からスポーツ担当・大田愛理リポーターの報告です。

(大田愛理リポーター)
「ボーイズビーアンビシャス!きょうから8月に突入です。県勢アスリートよ、大志を抱け!」

全8階級で行われているボクシング競技。
1日は準々決勝進出を目指す戦いに、日章学園の6人の選手が出場しました。

まずは、この日が初戦となるピン級の村上一成。
序盤から足を使った攻撃で相手を揺さぶり、ポイントを重ねていきます。

持ち味のフットワークで安定した試合を展開した村上は、5対0のポイント勝ちで準々決勝に駒を進めました。

(日章学園 村上一成選手・3年)
「初戦はいつも(体が)硬くなるが、力が抜けて自分のボクシングができたのでよかった。自分が目指しているのは優勝なので、しっかり一つひとつ気を抜かずに準々決勝、準決勝、決勝しっかり勝ちぬいて優勝する」

続いてはライトフライ級の波多野 陽(はる)。
序盤、自分よりリーチの長い相手に距離を詰めて戦いますが、逆に有効打を浴びてしまいます。

しかし、1ラウンド終了間際、強烈な右ストレートでダウンを奪います。

その後は自分の流れを取り戻した波多野、5対0のポイント勝ちで準々決勝進出です。

(日章学園 波多野 陽 選手・3年)
「終盤にいいパンチが出て相手を倒せたので、そこから自分の距離などを掴めていいボクシングができた。あしたの相手がまだ無敗でとても強いので、しっかり倒して優勝に向けて頑張りたい」

フライ級の圖師安蓮(あれん)は、学年が1つ下で、日本一を経験したことのある相手との一戦。
圖師は得意の左ジャブとカウンターで着実にポイントを重ねていきます。

その後も冷静な試合運びで、見事、3回戦突破を果たしました。

(日章学園 圖師安蓮選手・2年)
「今日が山場だと思っていたので、勝ててよかった。きょう当たった左ジャブをどんどんたくさん使って、あしたもこの調子で頑張っていきたい。(Q.どこを目指していきますか?)もちろん、優勝です」

このほか、ライトウェルター級の吉住将丈も準々決勝へ駒を進めています。