宮崎県内の多くの小中学校では、22日から夏休みです。夏休みに地震や防災について学んでもらおうというイベントが、宮崎市で開かれました。
このイベントは、宮崎市にある京都大学防災研究所 宮崎観測所が行ったものです。
参加した人たちは地震発生のメカニズムなどの説明を受けたあと海底地震の観測装置を動かしたり、地下トンネルに設置してある観測機器を見学しました。
(トンネル内での説明)「(地面の)傾きを測る機械が、この水が入ったタンクあるいは水槽です」
(参加した人)「山の中に入って地面の傾きなどを調べる方法を知れてうれしかったです」
(京都大学防災研究所 宮崎観測所 山下裕亮 助教)「宮崎のこの地でも実はこういう地震の研究をやってるということを宮崎の皆さんに知っていただきたい。今回のことをきっかけに地震とか津波とかそういうものにまず興味を持ってもらうことが大事かなと思います」
参加した人たちは、イベントでの体験を通して地震や防災についての理解を深めていました。