宮崎市の小中学校は、22日から夏休みです。

夏休みと言えば、「宿題」がつきものですが、この「夏休みの宿題」に最近、変化が出ているようです。

宮崎市の西池小学校。

夏休み前、最後の授業となった21日、各教室のモニターに配信する形で全校朝会が行われました。

(西池小学校・衣笠高広校長)「いろんなチャレンジをして夏休みならではの勉強に取り組んでいくといい夏休みになるんじゃないかと思います」

(児童)「去年プールに行けなかったので今年こそはプールにたくさん行きたい」「今年の夏は家族といっぱい旅行に行けるのが楽しみです」「毎日いっぱい勉強して困らないようにしたいです」

夏休みにつきものなのが宿題。

最近、そこにある変化が出ているといいます。

(下川祥子記者)「児童たちはことしの夏休みこのタブレットを使って夏休みの宿題や読書をすることになっています」

西池小学校では2年生以上の児童は、タブレットを活用した課題にも取り組むことになっています。

(児童)「紙の宿題は鉛筆とかが必要だけどそんな準備がたくさんいらないからタブレットのほうが楽です」「私個人としてはタブレットの方がいいんじゃないかなと思います。問題を解いたときに○か×が瞬時に判断できて解説もついてくるのでわかりやすいからです」

(6年生の担任)「紙も大事だと思うんですけどもどんどん数をこなしていって知識をつけていくっていう面ではタブレットはすごく有効なのかなと感じています」

宮崎市教育委員会では紙の宿題だけではなく、デジタルの宿題も組み合わせた形での活用をしてほしいと各学校に呼びかけています。