パソコンやスマートフォンなどを使った特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、研修会が宮崎市で開かれました。

県警察本部では特殊詐欺を未然に防ごうと、県内の警察署ごとにモデル地区を指定し、高齢者などを対象に研修会を行っています。

宮崎市清武町で開かれた20日の研修会には、モデル地区の会員およそ20人が参加。

サイバー犯罪対策を担当する警察官が、パソコンにウイルスが感染したとして、サポート費用をだまし取るいわゆる「サポート詐欺」の手口などを説明しました。

(参加者)
「このようにして教えていただくと、慌てずにできるんじゃないかなと思って、本当によかったなと思っています」

警察によりますと、去年1年間に県内で発生した特殊詐欺の被害件数は52件で、被害総額は1億3600万円余りとなっています。