宮崎県高千穂町では、絶滅危惧種に指定されている「キレンゲショウマ」が、見ごろを迎えています。

「キレンゲショウマ」は、ユキノシタ科の多年草で、高さおよそ1メートルの茎の先にラッパ状に開いた黄色い花を咲かせます。

高千穂町の鳥屋岳中腹にある興梠幸男さんの私有地の山林では、およそ300株のキレンゲショウマが見頃を迎えていて、18日は地元の山野草教室のメンバーらが見学しました。

(高千穂森の会 興梠幸男会長)
「(花が)開き始めたら、マルハナハチが蜜を求めて無理やりこじ開けて入る。だから、先端の方が傷みやすい」

(参加者)
「見事な花で圧巻なので心がときめいております」

「キレンゲショウマ」は、今月23日まで特別公開されています。