1400人の高校生が一堂に集まったイベントの話題です。
高校生たちが自分で設定したテーマの研究成果を発表するポスターセッションが宮崎市で開かれました。
(渕 雅顕 記者)
「400以上の作品が集まったポスターセッション。高校生ならではの発想が詰まった研究発表が行われています」
県内18の高校からおよそ1400人が参加した「MSEC(えむせっく)フォーラム」。
「MSEC」は、県教育委員会が設立した「みやざきSDGs教育コンソーシアム」の略で、子どもたちに「探究的な学び」の普及を目指す取り組みです。
13日は、その一環として高校生が独自に設定したテーマの研究成果を発表するポスターセッションが行われました。
生徒たちは、自分たちが制作したポスターを使って「科学」や「地域活性」など様々なテーマで発表しました。
中には、こんなユニークな発表も・・・
(小林高校の発表)
「『好きな人からされて嫌な行動を上の語群から選んでください』は、男子は『ない』が多いので、男子は好きな人からだったら何をされてもいいという結果になった。
女子は、されて嫌な行動が明確に分かれているので、行動を選んでいかないといけないという結果になった。
されて嫌な行動はボディータッチが多い。
人ごとに態度が変わる、一番ダメなのは耳元で小声で話すというのが一番ダメな行動としてあげられた。
なので、しないようにしましょう」
こちらは、鵜戸神宮の名物、「運玉」をテーマにした発表。
「運玉」をどのように投げると命中率がアップするのかを研究しました。
(宮崎西高校の発表)
「腕を0.7秒で回す投げ方だと、自分の願いが97.7%叶うことがわかった。皆さんも自分の腕を0.7秒で回して願いを叶えてみください」
(参加した生徒)
「みんな面白いいろんな視点から見ていたので私も聞いていて楽しかった」
「こういう発表の場があることによって今後、今の若者が自分の考えていることを発信していく力が身についていくと思う」
高校生たちの自由な発想が光る発表会となりました。