子どもたちに税の仕組みや必要性について理解を深めてもらおうと、宮崎市の中学校で租税教室が開かれました。

この租税教室は、宮崎財務事務所や南九州税理士会、それに宮崎法人会が開いたもので、きょうは宮崎西高附属中の3年生、80人が参加しました。

生徒たちは4つの会場に分かれて、納税してもらう立場や納税を指導する立場など、それぞれの関係者から話を聞き、税との関わり方を学びました。

(生徒)
「あんまり税金について学んだことがなくて、なんかこういう機会を持ててありがたいなと思いました」
「自分はまだ成人はしていないんですけど一人の納税者としてしっかりこれからの日本の未来について考えていかなきゃいけないと思いました」

(宮崎法人会青年部会 新名良盛さん)
「われわれが普段から払っている税金というものが、身近なところで実は役に立っているんだよ、ということを少しでも分かってもらえたら良いと思っています」

主催者ではこうした活動を通じて、子どもたちに税金の大切さを学んでほしいとしています。