特徴的な顔立ちのサル、マンドリルです。
宮崎市フェニックス自然動物園に、2頭のマンドリルが仲間入りし、10日から公開が始まりました。

宮崎市フェニックス自然動物園に新たに仲間入りした2頭のマンドリル。
12歳の「ディディ」と5歳の「エルサ」、いずれもメスです。

(宮崎市フェニックス自然動物園 竹田正人園長)
「ディディというメスは結構おっとり屋さんで、少しシャイな感じがする性格で、もう一頭のエルサは少しやんちゃというかおてんばな感じの性格ですが、5歳ですから年齢差もあって非常にいい感じで、いま一緒になっている」

マンドリルはアフリカの熱帯雨林に生息しているサルの仲間で、赤い鼻や青い頬といった顔立ちが特徴です。

それぞれ愛知県と福岡県の施設からやってきた2頭のマンドリル。

動物園では、今後、オスを借り受けることにしていて、マンドリルの繁殖に取り組んでいくことにしています。

(訪れた人たち)
「マンドリルが初めてのお披露目ということで、ちょうど飼育員さんが解説しているときに行けて、初めて見た顔がすごく色鮮やかでびっくりした、きれいで」

一方、こちらも新たに仲間入り。
スマトラトラのメス「ラウト」です。

オスの「ファントム」のお嫁さん候補として動物園にやってきました。

(エサやり中の飼育員さん)
「こちらのラウトは年齢が10歳です。だからそんなに若いメスではない。大体野生での寿命が10年とか15年と言われている」

この日はあいにくの天気でしたが、家族連れがつめかけ、エサやりの様子を見学しました。

(訪れた人たち)
「鳴き声がかっこよかった」
「模様とかがかっこいい」
「たくさん動物みられて楽しかった」

(宮崎市フェニックス自然動物園 竹田正人園長)
「この希少な2種類の動物たちも、今回を皮切りにうまく繁殖させて、未来につないでいきたいと思います。その希少な動物を見に来てほしい」

それぞれ個性的な特徴を持った動物たち。動物園の新たな人気者になりそうです。