東九州自動車道の清武南・日南北郷間の開通効果により、宮崎市と日南市を結ぶ道路の平日の交通量が、5%増加したことが分かりました。
これは、国土交通省宮崎河川国道事務所が、今年3月25日に開通した東九州自動車道・清武南-日南北郷間の整備効果を調査したものです。
調査では、宮崎市と日南市を結ぶ高速道や国道、それに県道について、清武南ー日南北郷間の開通前の3月14日と、開通からおよそ1か月が経った4月27日の交通量を比較。
その結果、宮崎・日南間の午前7時から12時間の交通量は、開通前が2万1779台、開通後は2万2838台で、5%増加しました。
また、開通後は、宮崎・日南間を走る車のおよそ4分の1が東九州道を利用し、平行する国道220号と県道28号はそれぞれ交通量が減少しました。
宮崎河川国道事務所では、「交通量が順調に東九州道に移行している」と分析しています。