侍ジャパンの宮崎キャンプはこのキャンプ、受け入れ体制も含めて多くの人の協力で成り立っていますが、このキャンプにトレーナーとして携わっている男性を紹介します。
第2クールが始まった侍ジャパンの宮崎キャンプ。
ダルビッシュ有投手が実戦形式で投球し、村上宗隆 選手が打席に入るなど、21日も豪華メンバーによる練習が行われました。
こうしたスター選手たちの練習を陰で支えているのが、トレーナーの佐々木さはらさん。

普段は延岡市の九州保健福祉大学でスポーツ講師を務めています。
(佐々木さはらさん)「せっかく働いているのが宮崎、住んでいるのも宮崎なのでそこでキャンプがあってそこに携われるというのが私も嬉しくというか感慨深いものはあると思って活動している」
日本スポーツ協会公認の「アスレティックトレーナー」の資格を持つ佐々木さん。
選手の健康管理やトレーニングの指導、それに、けがの処置などトップアスリートの体づくりをサポートしています。

(佐々木さはらさん)「基本的にはウォーミングアップを考えて内容を指示して動いてもらうようなことを午前中はやる。あとは練習中に何かアクシデントがあった時に対応するような準備をするというところが私たちの役割」

世界の舞台で戦う侍たちをサポートする佐々木さん。
このキャンプでの経験をトレーナーを目指す学生たちに伝えたいと話します。


(佐々木さはらさん)「当たり前のことをしっかりとやり続けている選手が(トップ選手として)残っていると思うので、そういったところはいろんなところに共通してくると思うので、基本が大事というところは改めてこの合宿が終わったら学生に伝えたい」
佐々木さんは、宮崎キャンプだけではなく、WBCの本戦にもトレーナーとしてチームに同行するということです。