女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」の選手、齊藤夕眞さんと、その母、千代さんの親子です。

夕眞さんは、「性的マイノリティ」であることを公表し、MRTテレビ「Check!」でも、去年、特集でお伝えしました。
我が子のカミングアウトに、母の千代さんはどのように向き合っているのでしょうか。

性の認識が定まっていない「クエスチョニング」

(母・千代さん)「私の一番好きな写真」
(夕眞さん)「かわいいじゃん」
(母・千代さん)「これが一番好きなの。いろいろあるけど。これが一番好きなの」
(夕眞さん)「親バカです、ははは」


楽しそうに会話しているのは、女子サッカーチーム ヴィアマテラス宮崎の選手、齊藤 夕眞(ゆうま)さんと、母の千代さんです。


(母・齊藤千代さん)
「自分のこと『俺』と言っていた。私がかわいい洋服を買っておいてても、まず見向きもしないで、小さい頃からボーイッシュな服をタンスの中から選んで」


夕眞さんは、3人きょうだいで兄と弟の間で育ちました。

今の名前「夕眞」は26歳のときに自身で改めた名前。
両親が付けたもともとの名前は、「あかね」です。

夕眞さんは、性的マイノリティの「クエスチョニング」、性の認識が定まっていません。



(母・齊藤千代さん)
「うすうす感じていたが、『違っていればいいな』という打ち消したい部分があって、考えないようにしていたことが、手紙もらったことで確実になった」