宮崎市で春季キャンプ中のオリックス・バファローズ。
都城高校出身の山本由伸投手は球界ナンバーワンのピッチャーに成長し、春季キャンプでさらなる進化を見せています。山本投手にじっくりお話を聞きました。

昨シーズンは85点

去年、日本一に輝いたオリックス・バファローズ。
その立役者の1人で、連日、大勢のファンやマスコミの注目を集めているのが都城高校出身の山本由伸投手です。


山本投手は、シーズン中、最も好成績を上げた投手に贈られる沢村賞を2年連続で受賞。いまや、球界ナンバーワンの投手に成長しました。

(オリックス・バファローズ 山本由伸投手・24歳)
「チームも去年日本一になることができて、リーグも2連覇で、本当にチームにとってすごくいいシーズンだったので、そのチームの一員としてしっかりプレーできてすごく喜びも感じたし、自分の成長も感じられたシーズンでした。
(Q.100点満点で点数をつけるなら何点?)85点ぐらいですか(笑)」

新しいフォームへの挑戦

そんな山本投手、春季キャンプでさらなる進化を遂げようとしています。
それが、新しいフォームへの挑戦です。

こちらは去年の映像。左足をしっかりと上げて投球しています。
一方、新フォームでは、左足をほとんど上げず、速く踏み出して投げています。


(オリックス・バファローズ 山本由伸投手・24歳)
「元々、ボールの伸びというのをすごく意識してオフシーズン取り組んだので、その球を投げるために自然と変わっていった。今年7年目に入るのですが、この7年間でもやっぱり一番いいシーズンにしたいと思ってるので、毎年、毎年、成績もすごく良くなっていけるように、とにかくいい球を投げようと思ってます。」

8日には、実践形式の打撃練習に登板。新フォームながら力強い投球を披露し、最速156キロをマークしました。


(オリックス・バファローズ 山本由伸投手・24歳)
「思ったよりスピードが出たり、バッターの反応がすごい良かったり、手応えを感じられたところもたくさん出てきました」