人口減少などで路線バスの維持などが課題となる中、宮崎県北部の4市町村を含む日向・入郷地域では、人と荷物を一緒に運ぶ公共ライドシェアの実証運行が、1日から始まりました。
市町村をまたぐ広域ルートでの運行は、全国で初めてです。
(延岡支社 田尻怜也記者)
「こちらがきょうから走り始める『ねこみやバス』です。乗客を運ぶだけではなく、車両の後ろには宅配荷物を載せる専用のスペースも設けられています」
1日から宮崎交通とヤマト運輸が実証運行を始めるのは、公共ライドシェア「ねこみやバス」です。
1日は、日向市で出発式が行われ、関係者が運行の開始を祝いました。
「ねこみやバス」の運行エリアは、日向市の「道の駅とうごう」と美郷町、諸塚村、椎葉村を結ぶ3路線、1日19便です。
公共ライドシェアが市町村をまたいで運行するのは全国で初めてで、大型ワンボックスカーで乗客と荷物を現地まで運びます。
(日向市 西村 賢 市長)
「お互い人の行き来ができる、また、買い物や通勤など利便性が高まることで、さらに(ほかの自治体と)密接な関係が作れるということを期待している」
今回の実証運行は、人口減少などで路線バスの維持が難しくなっている地域で、住民の移動手段を確保するとともに、バスで乗客と荷物を一緒に運ぶことで、物流の効率化にもつなげます。
(ヤマト運輸ソリューション創出課 奈須川洋平課長)
「車両で人を運ぶことで、地域経済の活性化に少しでも寄与できればと思っている」
(宮崎交通乗合部 川崎 智 部長)
「地域の足を守るということが今後非常に重要になってくると考えているので、この取り組みを未来永劫続けていきたい」
「ねこみやバス」の実証運行は来年3月まで行われ、利用状況などを検証し、4月からの本格運行を目指します。







