去年、宮崎県日向市で、兄を包丁で複数回突き刺したとして殺人未遂の罪に問われている男の初公判が、1日、宮崎地裁で開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。
起訴されているのは、日向市の無職、濵端克志被告(74歳)です。
起訴状によりますと、濵端被告は、去年6月、日向市内の自宅で、当時70代の兄の腹や背中などを包丁で突き刺し殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われています。
宮崎地裁で、1日、開かれた裁判員裁判の初公判の罪状認否で、濵端被告は「殺意を持っていたという部分が違います」と起訴内容を一部否認しました。
このあとの冒頭陳述で、検察側は、濵端被告が、被害者の兄から長年にわたり生活態度などを繰り返し注意され、不満を募らせていて、事件当日、部屋を片付けるよう注意されたことに怒り犯行に及んだもので、死に至る危険性の高い行為だったと主張しました。
一方、弁護側は、濵端被告は、おどかすために包丁を手にしただけで殺意はなく、殺人未遂罪ではなく、傷害罪が成立すると主張しました。
判決は今月16日に言い渡される予定です。







