先月、千葉県を襲った豪雨の際、浸水したアンダーパスでは、車が何台も水に浸かりました。
こうした被害を受け、宮崎県内でも、現在、アンダーパスの緊急点検が行われています。
台風24号も近づく中、アンダーパスの危険性や備えについて取材しました。
日向市内のアンダーパス。3日、県によるポンプ施設の点検が行われました。
(作業員)「予備発電機、回ります」
現場では、担当者が、非常用発電機や排水ポンプが正常に機能するかなどを確認しました。
県などによりますと、県内にあるアンダーパスは32か所。
このうち、県が管理し、ポンプ施設のあるアンダーパス10か所について、緊急点検が行われています。
(中野義大記者)
「線路の下を通るこちらのアンダーパス、構造上水がたまりやすいため(深さが見えにくいため)国が注意を呼びかけています」
宮崎市内にあるアンダーパス。
こちらでは、雨が降った際、排水ポンプが自動で作動する仕組みになっています。
それでも、排水が間に合わず、冠水のおそれがある場合は、通行止めの措置が取られます。
(宮崎県道路保全課 中野道成主幹)
「大雨警報が発表された場合は、(現場に)人が張り付き、今後の雨の振り方というものを予測しながら、通行止めをするというのを判断する」
多くのアンダーパスでは、大雨の際、こうした対策がとられますが、千葉県で発生した記録的豪雨では、アンダーパスで車が水没する事故が相次ぎ、死亡者も出ました。
アンダーパスには、どんな危険性があるのでしょうか。
(JAF宮崎支部推進課 川野 修 さん)
「(水が)濁っているどれぐらいたまっているのか、見た目ではわからないというところが非常に危ない。(Q.入り口で見分けるというのは不可能?)ほぼほぼ不可能でしょう」
では、どのようにリスクを回避すれば良いのでしょうか。
アンダーパス付近に来て危険性を感じたら、まず、引き返すことが重要だと指摘します。
(JAF宮崎支部推進課 川野 修 さん)
「危ないと思って、いま来た道を引き返してもらうのが一番。いま来た道というのはそこまで冠水してないわけですから、まだ走れますので」
Uターンできない細い道の場合は、ハザードをつけて、バックすることも有効です。
また、雨の影響で道路上の白線がはっきり見えないときなどは、あらかじめアンダーパスをう回することも必要です。
(宮崎県道路保全課 中野道成主幹)
「災害クラスの雨ではどうしてもポンプの能力が追いつかない恐れがある。そういった危険な可能性があるということを利用者の皆さんも認識していただき、自分の命を守っていただきたい」







