軍の「宣伝」にはつながらない兵士たちの素顔もカメラに

足掛け8年という長期間、戦争の最前線で活動した小柳さん。生前、MRTが取材したインタビューが残されています。
(小柳次一さん・当時86歳 1993年撮影)
「(戦場は)ひどいもんですよね、いまでも寝ながら…余計考えますけど、つくづくよく生きてたな…と思います」

過酷な戦場で、戦意高揚につながる写真を期待されていた陸軍のカメラマン。
しかし、小柳さんは、多くの兵士たちと行動をともにする中、軍の「宣伝」にはつながらない兵士たちの素顔もカメラに収めました。



(小柳次一さん・当時86歳 1993年撮影)
「何しろカメラマンは1人ですからね。なるたけ多くの写真を撮って残したいという念でいっぱいだったですね」


(平和祈念展示資料館学芸員 山口隆行さん)
「非常に長い時間と距離をかけて兵士に寄り添ったからこそ、撮れた素顔という点では、当時のカメラマンとして随一と言ってもいいと思います」








