宮崎県教育委員会は、各県立高校の部活動の数を5年間で3割削減する方針を決めました。
教員の長時間労働が課題となる中、働きやすい環境づくりを進めるための対応です。

県教育委員会は、教員の負担を軽減するための計画を、先月、策定しました。
その取り組みの一つが、部活動数の削減です。

今年度からの5年間で、運動部、文化部を問わず、各県立高校の部活動の数を3割削減する方針としました。


部活動の数を減らすことで各部の顧問の人数を増やし、交代で休みを取るなど働きやすい環境づくりを進めたいとしています。

県立高校36校と五ヶ瀬中等教育学校をあわせた37校の部活動の数は、去年5月時点で、およそ1100となっています。

部活動の数が3割減るということで、今後、各学校がどのような基準でどの部活を廃止していくか気になるところです。

教員の負担軽減策はほかにもあります。

・朝と夕方に行われている課外学習の時間を50%以上削減する。
・教員1人当たりの授業や会議の時間を週18時間以下に抑える。
・高校入試でのデジタル採点やウェブ出願の導入。
・週に1回以上、定時で退勤する「リフレッシュデイ」を設ける。

このような対策が盛り込まれています。

長時間労働の是正が、教育活動に専念できる環境づくりや人材確保につながるのか注目されます。