自然のことだけ調べて伝えるだけでは今の地球環境問題には対応できない

「ESD」とは、「Education for Sustainable Development」の略で、「SDGsを実現するための教育」のことを言います。

多くの学生が、将来、教員や保育士を目指している遠藤教授のゼミ。

「ESD」を通して、子どもたちの考える力を養おうと、さまざまな活動が続けられてきました。

(南九州大学4年生 小川七海さん)
「どうすれば、またここのまちにカモシカがすんでくれるかな?」

3年前、保育士を目指していた学生が制作したのが綾のカモシカを題材にした絵本。

カモシカを探す過程で自然を守る大切さを伝えるとともに、子どもたちの探求心を育む内容となっていて、今も学生たちに引き継がれ、保育園などでの読み聞かせで活用されています。

また、こちらは「カモシカすごろく」。

学生たちが何度もバージョンアップさせているもので遊びながら、カモシカの取り巻く現状を学ぶことができる仕組みとなっています。

(南九州大学 遠藤 晃 教授)
「単に自然のことだけを調べて、それを伝えるということでは、今の地球環境問題には、対応できない。社会のことであったり、経済のことも含めて、総合的な視点を持った人材を育成することが必要になってくる」