今月18日に告示される宮崎市長選挙は、先週、新人1人が新たに立候補を表明し、選挙戦となる見通しです。
立候補予定者はどのような市政運営を考えているのでしょうか。

2期目を目指す 現職・清山知憲氏

13日、1期目最後の定例会見に臨んだ宮崎市の清山知憲市長。この4年を振り返りました。

(宮崎市 清山知憲市長)
「災害対応もしっかり抜かりないように務めてくる中で、市政として山積した課題から逃げずに1つ1つ進めてきました」

清山市政は4年前、コロナ禍でスタートし、医師という経歴を生かしてコロナ対策にあたりました。

任期中には、市役所の新庁舎について、市民アンケートを実施したうえで現在の場所での立て替えを決定したほか、児童相談所などの機能を集約した「みやざきこどもセンター」の建設にも道筋を立てました。

また、ふるさと納税の2年連続100億円突破や、宿泊税の導入に取り組んだ清山氏は、2期目へ向け、さらなる財源の確保に意欲を見せます。

(宮崎市 清山知憲市長)
「あらゆる政策の原資となる歳入確保、財政、そこは欠かせないところだと思っています。歳入確保に向けて、まだまだやるべきことはたくさんございますし、また、市役所組織も意識改革や働き方改革ではまだまだ足りていないということを実感していますので。職員一人一人が、その能力を発揮できる組織に目指していきたい」

今月9日に市長選へ名乗り 新人・佐藤健次郎氏

一方、今月9日、市長選へ名乗りをあげたのが、福祉施設を運営する一般社団法人の代表理事で新人の佐藤健次郎氏です。

(佐藤健次郎氏)
「宮崎市のリーダーが自動的に無投票で決まるということは決してあってはなりません」

市民が市政について考える機会を作りたいと話す佐藤氏。

市民の意見が反映できる体制作りや、市役所の開庁時間の延長、それに、現場目線の福祉など6つの公約を掲げて市長選に臨みます。

(佐藤健次郎氏)
「一番は真・庶民政治ですね。決定権は市民にあるというところを一番に掲げていきたいと思っております、実行していきたいと思っております」

選挙がおこなわれるというのは非常に良いこと

無投票の可能性から一転して、選挙戦の見通しとなった宮崎市長選。
行政学の専門家は・・・

(宮崎公立大学 有馬晋作名誉教授)
「候補者同士の議論で現在の宮崎市の課題が浮彫になったりしますので、選挙がおこなわれるというのは非常に良いことだと思います」

今後の市政の課題については、次のように指摘します。

(宮崎公立大学 有馬晋作名誉教授)
「基本的には南海トラフの防災対策、現在のインフラいろんな公共施設等がありますが、インフラの老朽化をどう対処していくかという話しですね。あと、当然ですが、高齢化率がおそらく30%を超えますので、高齢者対策等もあります、こういう諸課題をどう乗り越えていくかっていうところが課題」

宮崎市長選挙は今月18日に告示、25日に投開票されます。

※MRTテレビ「Check!」1月13日(火)放送分から