正月の飾り付けとして使用する縁起物の競り「企画市」が宮崎市で開かれました。

企画市は、毎年、この時期に宮崎市の公設地方卸売市場で開かれているもので、17日は、縁起物として正月に飾られる鹿児島県産の千両およそ2万5千本や熊本県産の南天などが競りにかけられました。

今年は千両の入荷量が、去年よりもおよそ3割も増えているということです。

(宮崎中央花き 小倉圭介社長)
「千両に関しては、日本古来より富を象徴する植物の一つなので、ぜひ、正月飾りとか含めて自宅とかに飾ってもらえれば私たち業界の人間としてはうれしく思う」

17日、競りにかけられた縁起物は、クリスマス明けから年末年始にかけて、宮崎市内を中心とした南九州エリアの店頭に並びます。