宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地で、先月から飛行訓練が始まった最新鋭ステルス戦闘機F35Bについて、町は、8日、飛行回数や騒音に関する調査結果を公表しました。
調査によりますと、特に騒音が激しいとされる「垂直着陸」は9回実施されていました。
新富町の航空自衛隊新田原基地には、今年8月以降、最新鋭ステルス戦闘機F35Bが5機配備され、先月4日から飛行訓練が始まっています。
町は、8日、基地の南側で調査したF35Bの飛行状況や騒音の測定結果を公表。
調査結果によりますと、先月、F35Bが飛んだのは11日間で、飛行回数はあわせて82回でした。
飛行回数の内訳は、特に騒音が激しいとされる「垂直着陸」が9回、通常よりも短い距離で着陸する「スローランディング」が2回、「短距離離陸」が11回などとなっています。
騒音の最大値は、先月5日に記録した120.5デシベルで、これは、近くでの落雷に匹敵します。
ただ、町のこれまでの調査では、F35Bの飛行訓練が始まる前から、基地周辺の騒音の最大値は120デシベル前後で推移しているということです。







