経済団体が出馬要請の見送り方針を固めた次期宮崎知事選について、河野知事は、20日の定例会見で、「経済団体の判断を粛々と受け止める」とした上で、知事選については「白紙」と繰り返しました。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「私自身は今の段階では、次期知事選に向けては白紙ということでありまして、まだ任期は1年以上ありますので、そこに仕事に集中したいという思いでおります」

河野知事は20日の定例会見でこのように述べ、次の知事選については「白紙」と繰り返しました。

現在4期目の河野知事は、これまで3回の知事選で、いずれも選挙のおよそ1年前の11月にJAや商工会議所などで作る経済団体からの出馬要請を受け、直後の11月県議会で立候補を表明してきました。

しかし、次の知事選について、経済団体は出馬要請を見送っています。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「それはそれで粛々と受け止める。他の県ですと、なかなか1年以上前に要請を受けて出馬表明というのは、それほど多くないと私は認識をしております」

河野知事は出馬表明のタイムリミットについても白紙としています。