決裂すれば軍事攻撃という局面を迎えています。核開発をめぐって行われたアメリカとイランの協議。トランプ大統領が与える「最後のチャンス」とも報じられるなか、この協議でどのような結論が出るのでしょうか。
「最後のチャンス」決裂なら攻撃か
協議の場となるスイス・ジュネーブの会場に両国の車がやってきました。これは、仲介役を務めるオマーンの外相が協議に出席するアメリカとイラン、それぞれの担当者と撮った写真です。

協議は今月6日に再開して以降、3回目。最大の争点はイランのウラン濃縮活動についてです。アメリカは一切認めないとする一方、イラン側は国家の権利として手放せないと主張。立場には大きな隔たりがあるとされ、双方がどこまで歩み寄れるのか依然として不透明な状況です。

トランプ大統領(24日)
「世界一のテロ支援国家であるイランに核兵器を保有させることは絶対に許さない。そんなことはあってはならない」
今回の協議は、トランプ氏がイランに与える「最後のチャンス」だとも報じられています。アメリカは中東の各所に空母2隻を含む大規模な軍事力を展開。合意に至らない場合は、軍事攻撃も辞さない構えを示しています。

アメリカのルビオ国務長官は「イランはICBM=大陸間弾道ミサイルを開発しようとしている」としつつ、イラン側がICBMについての話し合いを拒否しているとの認識を示しました。

ルビオ国務長官(25日)
「いずれは核開発だけでなく、それ以上のことも協議しなければならない。核協議で進展が見られなければミサイル開発での進展は難しいだろう」
また、ウィットコフ特使が24日、イランに対し、いかなる合意でも無期限に維持するよう求めていると話したと報じられました。アメリカの軍事圧力に対し、イランもホルムズ海峡で軍事演習を行うなど、けん制を強めています。
今回、イランはアメリカのいかなる攻撃に対しても強硬に報復すると誓っていて、最高指導者のハメネイ師は先週、アメリカの軍艦を沈没させる能力があると警告しています。














