2025年にクマ出没件数が過去最多を更新した青森県。これを踏まえ県は26日、ツキノワグマ出没特別警報を4月から新設し、体制を強化すると発表しました。
青森県内の2025年のツキノワグマ出没件数は3143件で、1992年の統計開始以降で過去最多となっています。県は今年の対策を協議するなか、より実態に即した広報をするために警報や注意報の発表基準を4月1日から見直すことを決めました。
注意報は直近10日間の出没件数が5件を上回った時、
警報は直近5日間の件数が15件を上回った時、
特別警報は直近5日間に人身被害が2件発生した時としました。
特別警報は、段階に応じてさらなる注意を呼びかけるために青森県独自の制度として新たに設けました。
※県自然保護課 近藤毅 総括主幹
「去年は3000件を超えるという異次元の出没。(今年は)5月に警報を出して、その後強いアラートができない、制度上ないという状況を危惧しましたので特別警報で更に県民の皆さんに強く注意を呼び掛けたい」
青森県は、従来であれば直近5年の平均値を基準にして発表してきましたが、近年の出没件数の増加により警報を発表する水準が上がっていました。このため、制度を創設してから初めて基準を見直したとしています。
また、クマの出没件数の増加を受け、県は新たな対策を打ち出しています。
青森県が2024年度に実施した調査によりますと、県内のツキノワグマの個体数は1614頭と推定されています。
このうち、本来であればクマがいないとされていた津軽半島でも53頭の生息が推定されています。
これを受け、県は、生態状況を把握するためセンサー付きカメラを津軽半島にも設置。その結果次第では、県として初めてとなる捕獲事業に津軽半島で取り組み、本来の生息ゼロを目指すとしています。
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「異次元の出没」に青森県が独自のツキノワグマ特別警報を新設 発表基準も見直し4月から体制強化へ 県として初の捕獲事業も状況次第で検討 津軽半島で本来の生息ゼロを目指す





