美しいリアス式海岸に囲まれた「いわしの舞う島」

(田尻怜也記者)
「イノシシの目撃情報が相次いでいるという延岡市の離島・島野浦島に実際にさっそく行ってみます」

取材班が向かったのは延岡市の離島・島野浦島。
美しいリアス式海岸に囲まれた離島で、「いわしの舞う島」と呼ばれたほど、昔から網漁が盛んな地域だ。

まずは、イノシシの目撃情報について住民に聞いてみると…

(島野浦島の住民)
「俺が畑行ってるとき、横を通って行った。バーっと走って。かなり(イノシシが)いる」
「(Q.イノシシは島にいる?)多分いる。昔はいなかった」
「神社のそばに私の姉がいるが、そこの前まで(イノシシが)来ているらしい」

取材を進めると、島でイノシシを捉えた映像を入手した。

目を光らせ画面中央に忍び寄って来たのがイノシシだ。
これは、島の住民が自宅の裏に設置したカメラに映ったイノシシ。

さらに、草原を走り抜けたり、口をもぐもぐしながら、カメラに視線を向けたりと、さまざまな場所にイノシシが出没しているという。