こちらは木城町の比木神社の拝殿の天井なんですが、色鮮やかな絵画が並んでいます。

実は、この1枚1枚は、神社が募集した絵なんです。歴史ある神社の拝殿が、新しく生まれ変わりました。

1800年前に建立された木城町の比木神社。拝殿の天井には、これまで140年以上前に描かれた天井画が飾られていましたが、色彩が薄れたため、神社では、新たに飾る絵を一般募集しました。

7日は、集まった300枚の絵画に張り替える作業が行われ、新しい天井画が完成。それを祝い、関係者が集まって祈願祭が行われました。

(廣末圭治アナウンサー)「新しい絵画で彩られた天井。歴史ある神社の拝殿が、パっと明るく様変わりしました」

新しい天井画は、県内外の子どもから104歳のお年寄りまで、幅広い年代の作品が集まり、それぞれ、自然や生き物などが色鮮やかに描かれています。

(比木神社・田村和之 総代)「もう言葉が出ないですね。あまりにも素晴らしくて。色んな方にこの天井画を通じて見に来ていただいて、なお楽しんでいただきたい」

比木神社の天井画は7日から一般公開されていて、今後、絵の作者の名簿も拝殿に掲示される予定になっています。