去年、パリオリンピックの柔道混合団体で銀メダルに輝いた、宮崎県都城市出身の高山莉加選手が現役引退を発表しました。
高山選手は「今後、柔道の普及・発展に貢献していきたい」とコメントしています。
都城市出身で三井住友海上所属の高山莉加選手は、大外刈を得意とし、数多くの国内外の大会で活躍しました。
去年のパリオリンピック™の柔道混合団体では、唯一、全4試合に出場し、フランスとの決勝では体格差のある選手と対戦。
高山選手は苦戦を強いられますが、技ありを奪い、優勢勝ちを収めます。
日本はフランスに敗れましたが、高山選手は銀メダル獲得に大きく貢献しました。
(高山莉加選手)
「自分より大きい相手だったので、がむしゃらにポイントを取りにいこうと思って戦った」
国民に大きな感動を与えた高山選手の功績を称えようと、県から「県民栄誉賞」が、都城市からは「市民栄誉賞」が贈られました。
(高山莉加選手)
「こうやって受賞していただけたのはほんとにありがたいと思います」
そして、20日、現役引退を発表した高山選手は「今後は、柔道の普及・発展に貢献していきたいと考えています。応援してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました」とコメントしています。