宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に配備されたステルス戦闘機F35Bについて、地元住民を対象にした防衛省の説明会が17日から始まり、負担軽減策について説明されました。
17日に新富町で開かれた1回目の住民説明会には、町民などおよそ50人が参加。
F35Bの垂直着陸訓練について、防衛省が今月6日に公表した負担軽減策について説明しました。
それによりますと、1か月あたりの夜間の垂直着陸訓練については、これまでの方針と比べ、今年度から28年度まで数回程度、29年度以降はおよそ20回減らすなどとしています。
住民からは、訓練へ理解を示す意見もあった一方、騒音被害は大きくなっているとして、「負担をどう感じているか、町民に調査してほしい」などの意見が出されました。
防衛省は訓練の開始時期について、今月末以降としています。