12日未明、小林市のアパートで1人暮らしの20代の女性が刃物のようなもので背中などを刺される事件が発生し、市内に住む22歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。警察は2人の関係性について、現時点で面識はなかったとみています
逮捕されたのは、小林市細野の会社員 西水流光生 容疑者22歳です。
西水流容疑者は、12日午前3時50分ごろ、20代の女性が一人で住む小林市細野のアパートの部屋に何らかの方法で侵入し、刃物のようなもので女性の背中や脇などを複数回刺した疑いが持たれています。
事件は、被害にあった女性が「男が家の中に入ってきて背中を刺された」と110番通報したことで発覚。
女性は病院に搬送され、会話ができる状態だということです。
西水流容疑者は犯行後、現場から逃走していましたが、警察は西水流容疑者を小林市内で発見し、12日午後、逮捕しました。
警察は、被害にあった女性と西水流容疑者は現時点では、面識がなかったとみています。
警察の調べに対し、西水流容疑者は「背中などを複数回刺したことは間違いないが、殺そうとは思っていなかった」と容疑を一部否認しています。
警察は現場で凶器とみられる刃物のようなものを1本押収していて、動機などを詳しく調べています。