建設業界の将来を担う人材の確保や育成につなげようと、高校生と若手技術者の交流会が開かれました。

「教えて先輩」と銘打って、宮崎工業高校で開かれた交流会。
建築科の1年生およそ40人と、県内の建設会社の経営者や若手技術者らおよそ20人が参加しました。

交流は6つのグループに分かれて行われ、生徒たちは具体的な仕事内容や大変だったこと、それに資格に関することなどを先輩に質問していました。

(生徒)
「今まででいちばん頑張ったことは何ですか?」
(若手技術者)
「人前で発表する機会があったりするんですけど、私はそういうの苦手で頑張りました。」
「(勉強を)まともにしてこなかったので高校の時は。二級建築士とった時は、自分は15時間くらい毎日3か月4か月(勉強した)」

先輩にさまざまな話を聞いた生徒たちは。

(生徒)
「建設会社の仕事内容とかやりがいだとか詳しく教えてくれたので、よかったなって思いました」
「残業の話とか、女性と男性の比率とか、授業で聞けないことがいっぱい聞けました。男性が少ないっていうイメージがあったので、心配なところもあったけど、将来働いても大丈夫と思えるようになりました」

(宮崎県建設業協会 有馬佳二さん)
「特に高校生の皆さんを中心に建設業の魅力発信ということで取り組んでいって、将来の建設業の担い手の確保につなげていきたいと考えています」

生徒たちは交流を通して建設業界への理解を深めていました。