熱戦が続く滋賀国スポ。
フェンシング競技では、成年男子サーブルで宮崎県勢が初の3位入賞を達成しました。
現地から、MRTテレビ「Check!」のスポーツ担当、髙橋美苑リポーターの報告です。
(髙橋美苑リポーター)
「フェンシング競技はきょうが最終日!宮崎県チーム目指すは優勝です」
3人1組で競うフェンシング競技。サーブルでは1人5本先取、先に2勝で勝利となります。
剣先での「突き」、剣身で触れる「斬り」を頭や腕を含む上半身に当てると有効です。
県代表として出場するのは、本庄高校教員の木村友哉選手、そして、その教え子で日本大学1年生の藤井遙人選手、さらに、今年7月世界大会で日本代表として3位に貢献した樋渡怜大選手です。
3回戦では富山を相手に逆転で勝利。
準々決勝では岩手との対戦、
1番手に木村が登場します。
先行されますが、ここから2連続ポイント。しかし、相手も譲らず一進一退の攻防に。先に4ポイント取るも並ばれます。
しかし、最後は見事な突きで、まずは1勝を挙げます。
続いて、樋渡が開始から隙を与えず、連続得点。相手に1点も与えない見事な試合運びでベスト4進出を決めます。
続く準決勝では、強豪・東京に破れ、迎えた長崎との3位決定戦。
1勝1敗で勝負は3番手の木村にゆだねられます。
気持ちを全面に出し、攻め続けるも長崎に4ポイント目を取られますが、同点に追いつくと、最後は相手に飛び込むかのようなアタックを決めます。
強気な姿勢で攻め切り、宮崎県勢初の3位入賞です。
(木村友哉選手)
「自信をもって、アグレッシブに行けるようにというところで、どうにか3位という結果を残すことができた。2027年の宮崎国スポでは、今回取れなかった優勝を目指して頑張っていきたい」