宮崎県出身の新しい関取の誕生です。
日本相撲協会は、延岡市出身の長村がしこ名を日向丸に改め、来月の九州場所で新十両に昇進すると発表しました。
木瀬部屋所属の長村(ながむら)改め日向丸(ひむかまる)は延岡市出身の21歳。
2023年に初土俵を踏み、西幕下2枚目で臨んだ先月の秋場所で5勝2敗の成績をおさめました。
そして、日本相撲協会は来月9日に初日を迎える九州場所の番付編成会議を開き、日向丸の新十両昇進を決定。
新しいしこ名「日向丸」は県民から応援され、力をもらいたいという思いから決めたということです。
日向丸は、MRTの取材に対し、「琴恵光関が引退されて県出身唯一の関取になるので、宮崎の方にも応援してもらえるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。
【参考】
長村改め「日向丸」は、身長173センチ。
小学6年生の時に相撲をはじめ、延岡南中から静岡県の高校に進み、卒業後、木瀬部屋に入門しました。
宮崎県出身の関取は、去年5月に引退した尾車親方以来となります。
番付は今月27日に正式発表される見通しで、「日向丸」は九州場所で「勝ち越し、そして、10勝以上を目指す」と気合十分に抱負を語っています。