先月、宮崎県内で倒産した企業は6件で、負債総額は3億9500万円でした。
民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、先月、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は6件で、負債総額は3億9500万円でした。
1月からの累計倒産件数は38件となり、過去10年間で最も多くなっています。
負債額が最も多かったのは、門川町の一般貨物自動車運送業者で1億3800万円、次いで宮崎市の加工食品販売業者で8700万円でした。
東京商工リサーチ宮崎支店は、「物価高の影響が続く中、最低賃金の引き上げも控え、企業の収益悪化が懸念されることから、企業倒産は今後も緩やかに増勢をたどる」と分析しています