聞こえる聞こえない関係なく、本当にいろんな人に見てほしい

先月、児玉さんはクロトのメンバーとともに初めて、会場で打ち合わせを行いました。
「ちょっと端で手話で挨拶と注意事項をする」

ギリシャ語で「紡ぐ」という意味を持つ、「クロト」。
聴覚障害のある人も、そうでない人もさまざまな人がメンバーとして活動しています。

(児玉真弥さん)
「聞こえない、聞こえる、障害がある、ない、関係なく、みんな違っていい、違って当たり前。『この場合はどうしたらいい?』とか話ができる思いやりのある環境になっていくといい」

当日は、横尾監督のトークショーが予定されていて、児玉さんも主催者としてあいさつをすることになっています。
(舞台上で手話でのあいさつを練習)
「本日は皆様お集まりいただき、本当にありがとうござます」


児玉さんは作品からのメッセージを多くの人に受け取ってほしいとしています。
(児玉真弥さん)
「聞こえる聞こえない関係なく、本当にいろんな人に見てほしい。『こういうことがあった』というメッセージを映画で残すってすごくいいことだと思う。次々、若い世代に渡っていくというのですごく大切なメッセージだと思うので、とにかくいろんな人に見てほしい」

上映会は、今月11日、メディキット県民文化センターで行われます。
チケットは映画公式サイトやインスタグラム・FAX・メールから申し込み可能だということです。
※MRTテレビ「Check!」8月8日(金)放送分から