宮崎県内は大気の状態が不安定となっていて、国富町では突風で屋根瓦が飛ばされるなどの被害が出ました。

また、これまでの大雨で土砂災害の危険性が高まっているところがあり、あすにかけて警戒が必要です。(11日午後6時15分現在)

県内は暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。

各地の降り始めからきょう午後3時までの総雨量は、美郷町神門で299ミリ、都農町で201ミリなどとなっていて、土砂災害の危険性が高まっているところがあります。

また、県によりますと、国富町では、突風により住宅4棟で屋根瓦が飛ばされるなどの被害が出たということです。

県内では、あす明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、気象台は引き続き土砂災害に警戒するとともに、落雷や突風に注意するよう呼びかけています。