女子ゴルフで宮崎市出身の永峰咲希選手が、ツアー3勝目を挙げました。
6日まで行われた女子プロゴルフの国内ツアー第17戦「資生堂・JALレディスオープン」。
宮崎市出身の永峰咲希は、トップタイで最終日をスタートします。
気温が30度を越える過酷な暑さの中、永峰は、16番・パー5でバーディチャンス。
見事、2つ目のバーディを奪い、通算9アンダーで単独トップに立ちます。
しかし、最終18番、1打差で追いかけていた木戸愛が長いバーディパットを沈めて永峰に並び、勝負の行方はプレーオフにもつれこみます。
両者一歩も譲らず迎えた3ホール目。
木戸がパーを逃すと、永峰は最後のパットを落ち着いて沈めます。
プレーオフを制した永峰は、2020年の日本女子プロ選手権以来、5年ぶりとなるツアー通算3勝目を挙げました。
(永峰咲希選手)
「本当に長い5年だったし、苦しいことのほうが多かったので、その中でも周りの人が見捨てずにサポートしてくれて、そのおかげで頑張れました」
MRTテレビ「Check!」では、7日、永峰咲希選手とスタジオを電話で結び、改めて喜びの声を伺いました。
女子プロゴルフツアーで見事優勝を果たした永峰咲希選手。5年ぶりとなるツアー通算3勝目の喜びや、支えてくれた人々への感謝、そして今後の目標について、お話を伺いました。
Q.優勝から一夜明けましたが、今のお気持ちはいかがですか?
永峰咲希選手
優勝スピーチはすごく感慨深いものがありましたが、その後、いろんな人と連絡を取って、より優勝の実感が湧いてきて、嬉しさも増しました。
Q.5年ぶりの優勝でしたが、この間はどんな思いがありましたか?
永峰咲希選手
本当にその5年間、スポンサーさんや家族を始め、たくさんの方がずっと背中を押してくれたので、そのおかげで前を向いて頑張って来れたなとすごく感じます。
Q.今大会には、どのような気持ちで臨みましたか?
永峰咲希選手
ここ数週、暑くなってきていたので、まずは体調管理に気をつけていました。暑さには強いのもあって、ショットもパットも今週は揃って結果につながってくれました。最近の調子を維持できて良かったなと思います。
Q.特に印象に残っているプレーはありますか?
永峰咲希選手
やっぱり16番のバーディーですね。ずっとパーが続いて耐えるゴルフだったので。その他のホールでもすごいいいパッティングが決まってくれて、本当にしのいで、しのいでの4日間でした。
Q.最後に、今後の意気込みを教えてください。
永峰咲希選手
まだ、複数回優勝はしたことがないので、今年は2勝目、3勝目と1年間で上げられるように頑張りたいと思います。
次の試合のため、すでに北海道へ向かっているという永峰選手。今後のさらなる活躍に期待が高まります。
※MRTテレビ「Check!」7月7日(月)放送分から