気象台によりますと霧島連山の新燃岳は先月27日に観測された噴火がきょうも継続していて、午後4時40分に火口から3300メートルまで噴煙が上がりました。

火口から南東方向に火山灰が流され、午後5時17分現在で1時間以内に都城市、小林市、霧島市では多量の降灰があり、降灰は都城市まで予想されます。

気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石などに警戒を、また、爆発による空振で窓ガラスが割れるなどの被害が出るおそれもあるとして、注意を呼びかけています。