気象台は、宮崎県を含む九州南部が梅雨明けしたとみられると発表しました。
6月に梅雨が明けるのは70年ぶりです。
27日の県内は、湿った空気の影響で雲の多い所があったものの、太平洋高気圧に覆われて晴れ間が広がりました。
この先も、湿った空気の影響でにわか雨の可能性があるものの、晴れる日が多くなる見込みで、鹿児島地方気象台は、27日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表しました。
平年より18日も早く、去年より19日早い梅雨明けです。
今後、見直しがなければ、6月に梅雨明けとなるのは、1955年以来、70年ぶりで、過去2番目に早い梅雨明けとなる見込みです。
(街の人は)
「(今年の梅雨は)晴れと雨が交互にきて、すごく蒸し暑い感じだった」
「暑いし、ジメジメしているから、夏、どうなってしまうんだろう不安が大きい、子どももいるので」
27日の県内は気温が上昇し、各地の最高気温は、美郷町神門が35.1℃と猛暑日を観測したほか、日南市油津で6月の観測史上最高となる34.6℃、また、宮崎市の気象台で34.0℃などとなりました。
県内は、この先しばらく厳しい暑さが続く見込みで、熱中症に警戒が必要です。