ボランティアの登録者は今では200人
およそ6600平方メートルのバラ園を管理するため源さんが、まず取り組んだのがボランティアの募集。

SNSなどでバラの開花状況や園内の様子などを共有し、定期的に整備の協力を呼び掛けています。
(こどものくに・ヘッドガーデナー 源 香さん)
「入り口の道のサイドがちょっと少し草が伸びてるので、巻き付いてきてるツルをとってもらったりしてます」

(ときどき花くらぶ参加者 黒岩博修さん)
「岩切さんの思いを引き継いだということで、少しでも力になりたいという人たちがここに参加してます」
(ときどき花くらぶ参加者 石原淑子さん)
「宮崎にもこんなに素敵なところがあるんだって、皆さん笑顔になっていただきたい」
ボランティアの登録者は今では200人にものぼっています。



こうしたボランティアの協力も得ながらバラ園の再生に尽力する源さん。
年間を通してバラ園を楽しんでもらおうと、バラ以外の草花の植栽にも工夫をこらしています。
(こどものくに・ヘッドガーデナー 源 香さん)
「これ、パープルのバジルなんですが、植栽してきれいになってきたところです」

章太郎さんの想いが途絶えないように
源さんが管理に携わって5年。
このバラ園が、「ゆめとおとぎの花のくに」に近づけたと実感できた瞬間があったといいます。
(こどものくに・ヘッドガーデナー 源 香さん)
「子どもが入り口から駆け上がってきたときに『うわあ、お花のまち、お花のまちだよ』っていうような、すっごく歓声を上げてくれた時にとてもうれしい思いになりました」

岩切章太郎の言葉を胸にバラ園再生に励む源さん。
その情熱はとどまることを知りません。
(こどものくに・ヘッドガーデナー 源 香さん)
「バラ園にふっと上がった瞬間にうわっと思っていただける景色は、もういつでも作りたいな作っておきたいなというか、章太郎さんの想いが途絶えないように」


※MRTテレビ「Check!」11月8日(火)放送分から